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OL登山委員会非公式サイト

OL登山委員会関東支部の非公式サイトです。メンバの個人山行を主に記録します。

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鋸岳縦走2日目 大岩下ノ岩小屋~第一高点~第二高点~六合目石室

20110807-1.jpg
(小ギャップを越え、第一高点(鋸岳)を振り返る)


朝3時起床。
星がでてる。
天気図などなどの状況からいって、昨日と同じお天気になりそう...
ということで、急げーと夜明けとともに出発。
朝ごはんはフォー。




お隣テント(単独男性だったよう)はまだ暗いうちに出発していった。
本日は核心部のため、朝からヘルメット装着。

大岩の下をずっと左に行くと、ガレガレの角兵衛沢に行きあたる。
右の端の方になんとなく踏み跡と、かすかなピンクテープがちらほら。

踏み跡といっても、きちんと足を置かないとずるっと滑って、
落石がごろんごろんと転がり落ちていく。
非常に神経をつかう。
そして、途中で休憩ができない...。

大岩沿いに急なガレガレ沢(水は流れてない)を黙々と登る。
しばらく行くと、二俣に分かれ、右側はそそり立つ滝。
まあ、これは妥当に左でしょうと進もうとしたら、
二俣と思っていた中央部に更にもう一つ沢が出現。
若干悩みつつ、一番左のガレガレ沢を進むが、
これってルート?と思うぐらい、悪い道の中、更に悪い。

Tが強引に左と中央の沢の間の尾根に乗り込むが、
うーん、これもルートではなかろうと、もう一度、左の沢に下りる。
仕方なくガレガレを登って行ったら、尾根への入口発見。
急な登りだけど、樹林の中を行く踏み跡。
落石を気にしなくていいってスバラシイ!!

相変わらず荷物の重さに私はへばり気味だが、
まだ朝一番ということで、なんとか。

そしてしばらく行くと、樹林を出て、再び左のガレガレ沢へ。
下の方も崩れやすかったけど、上部は更に崩れやすく、
油断すると、足元の結構大きな石が、4~5個平気で崩れる。
沢を右寄りにずっとつめあがって行ったら、左の端の方にピンクテープが...
えーっ、あっち!?
ということで、ガレガレの中トラバース。
「人数少なくてよかったね」
「いっぱいいたら、石、当たっちゃうよね」
というかんじである。

若干登りやすくなり、空が近づいてきたと思ったら、角兵衛沢のコル到着。


20110807-2.jpg

ようやく写真を撮る気持ちになれたので、
振り返って登って来た角兵衛沢を見下ろす。
この辺は大分歩くの楽になったあたりで、
この写真じゃ大変さは伝わらない...

少し休憩して、第一高点に向かう。

急な登りにへこたれつつ、なんとか鋸岳山頂へ。


20110807-3.jpg

立派な看板が立っていた。


展望はまあまあ。
若干雲は出はじめてるものの、まだ中央アルプスや八ヶ岳が見えた。


20110807-4.jpg

甲斐駒から北岳。


20110807-5.jpg

北岳から仙丈。


20110807-6.jpg

山頂で大休止しつつ、この先の核心部に向け、ハーネス装着。
甲斐駒ヶ岳方面の稜線を眺めると、激しくアップダウンしている。
本当にあそこを行くの...?

慎重に下りはじめると、逆方向に2人組が2パーティー。
「ここからが大変だよ~」と言われる。


20110807-7.jpg

すぐ近くに見えるのが、向かう第二高点だろう。


まず小ギャップ。


20110807-8.jpg

向かいの斜面に長い鎖が見える。
あれを登り返すのか...


小ギャップの底に下るルートには、しっかりした鎖があって、
鎖にぶら下がって下りることも可能だけど、
せっかくだしと鎖の支点を借りて、ロープで懸垂下降。
小ギャップの底にたどりつく。

20110807-9.jpg

下りきって下りてきたルートを振り返る。
逆層なのがちょっといやらしい。


20110807-10.jpg

登り返しの長い鎖。
昨日の雨のせいかどうかはわからないが、
岩の上をひたひたと水が流れている。
まずアプローチシューズのTが突破。
鎖の終点まで登って行った。

続いて登山靴の私。
ひー滑る...と泣きそうになりながら、鎖にしがみつく。
しがみついちゃいけないんだろうけど、濡れた岩が本当によく滑るんだもん。
途中の傾斜が急+足場なし+水流ありのところで、行きづまって
途方に暮れるが、補助的に張ってあったフィックスロープを使って
半ば強引にあがる。
Tは最後まで直上していったが、そのフィックスロープの少し先に、
右に向かってトラバースしていく踏み跡があった。
ということで、らくちんルートの好きな私は迷わずそちらを選択。

登りきったところからはリッジ状態の岩を乗り越し、
巻き道に下りなくてはならない。
そしてこの下りがまた、(比較的)ちびっこチームの私たちには足が届かないのですよ。

Tが岩角にスリングをかけ、頼りながら無理無理下る。
私はスリングでザックだけ先に下ろし、受け取ってもらい、
おしりでずるずるっとすべりおりる。
微妙にここ、核心でした。


20110807-11.jpg

細い巻き道を行くとあっという間に鹿の穴。
本当に岩に穴があいていた。

細い鎖をたどり、穴を抜けると、ハーケンで支点が打ってある。
これを借りて、懸垂下降することに。
下の方がよく見えないが、50メートルロープで足りるんだろうかと
いいつつ、Tが突破。
続いて懸垂下降。自分が動くと小石がばらばらと下に落ちていく。
下にいるTは大丈夫だろうかと思ったが、待機場所がちょうど岩陰で、
ここなら大丈夫、と。

下り終わってロープを回収しようとしたら、
途中でロープがどこかにひっかかった。
蒼白になりつつ、少し鎖を頼りに登り返してみたら、
すぐ上のところで鎖に絡まっていただけだったので、
ほどいて回収。


20110807-12.jpg

振り返って見上げた鹿の穴。

そして、ここからが大ギャップの横のトラバースのはじまりである。
目の前の沢を越えて対岸に行かなくてはいけない筈だが、
ルートはこちら側の斜面をじぐざぐに下りて行くように
つけられている。

途中で、対岸に赤ペンキが見え、
「あんな所に渡ってトラバース!?」と思うが、
よくよく見たら、×印。
そうだよね、あんなところ行けないよね、と斜面を下る。

そして更に下ると、対岸に赤ペンキ。
あそこですか...?
手前の沢、岩場で、水が流れてて、すぐ下は切れ落ちてるんですけど...
本当にあそこに行くのかな...ともがいてみるが、
ここは渡るのが正解らしい。
仕方ないので、慎重に対岸に渡る。
ああ、無事に渡れてよかった。

細い道をトラバースし、ガレ場を少し登り、
樹林帯の中の急登へ。


20110807-13.jpg

ルートのおさらい。
青いのが歩いてきたルート。

急登になった途端にまた私がバテはじめる。
登り、本当にダメなんです。

途中で休憩を要求しつつ、かなりゆっくり登り、
ようやく第二高点到着。


20110807-14.jpg

第一高点では展望あったが、すっかりガスの中になってしまった。
うしろのぼんやりしているのが第一高点。
まだ先があるし、雷がいつ来るかわからないので、
休憩はささっと切り上げて先に進む。

中ノ川乗越への下りは角兵衛沢を下って行くようなかんじで、
ガレガレの崩れる沢をおりていく。
だいぶん疲労も出てきて、2人で転び気味に下る。
中ノ川乗越からは熊の穴沢への分岐がある。

ここからは道の様相が変わり、樹林の中をゆるやかにアップダウンして
進んでいく。
途中で、ゴロゴロ音が鳴り出す。
行けたら七丈小屋という計画だったが、今日は六合目石室泊りだなあ。
樹林の中なので、まあ、雷のリスクは低いだろうと思いながら進むが、
次第にパラパラ雨も混じるようになってきた。

開けた崩壊地に、祠や石碑があり、どこかなと思いながら、
踏み跡に導かれて行くと、六合目石室到着。
ちょうどそのあたりで、雨も本降りになった。

石室は結構立派で、半分板敷き。
この日は誰も来なかったので、2人で貸し切り。

昨日濡れてしまったテントを板敷きに設営、乾かしつつ、
板敷きにマットを敷いて今日も昼寝。

4時頃になると雨がやんだので、水を汲みにいくことにする。
エアリアのガイドによると、さっきの崩壊地から南に下ると
水場があると書いてある。
途中で雨が降るといけないので、カッパを着こんで水場に向かう。
崩壊地に水場の案内がないので、一瞬迷うが、
南側の崩壊した斜面を少し下ると、藪の中に踏み跡発見。

「下り10分の水場ってさー、往復すると30分だよねー」
「そうだよねー」
2人の脳裏には1年前の霞沢岳の記憶が...

うんざりするほど下ってたどりついた水場の水は
冷たくてじゃんじゃん流れてて、美味しい水だった。
水を汲んだ後、交代で顔を洗う。
さっぱりしたけど、登りで再び汗をかき、石室に戻る。


20110807-15.jpg

ガスの中から出てきた鋸岳。


20110807-16.jpg

お世話になった石室。

本日の夕食はちらし寿司。
夕食を食べてしばらくすると、再び雷雨に。

明日も道のりが長いので、テントにもぐりこんで早々に就寝。


3日目に続く。
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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

  1. 2011/08/18(木) 00:24:42|
  2. 個人山行:南・中央アルプス
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